ITエンジニアとは?ITエンジニアの種類と仕事内容を紹介!

キャリア

「深刻なITエンジニア不足」、このような単語に聞き覚えはありませんか?

デジタル化が進む中、様々な企業がITを駆使したシステムの開発に乗り出しています。そのような背景もあり、ITエンジニアの需要は急激に高まりをみせつつあります。

この記事では、ITエンジニアとはそもそも何か、その種類と仕事内容、さらに未経験からITエンジニアになる方法まで詳しく解説します。

ITエンジニアとは?

黒板に書かれたハテナ

「エンジニア」は技術者を指す言葉で、工学をあらわす英語の「エンジニアリング」から由来します。つまり「ITエンジニア」とは、エンジニアの中でもインターネットやコンピュータを駆使する、情報技術であるITに特化した技術者を指します。

世界的にIT化が進む今、ITエンジニアの需要は高まっています。日本に留まらず、現在、世界的に必要とされている職業です。

ITエンジニアの種類と仕事内容

キーボードを打つ男性の手

一言で「ITエンジニア」といっても、その種類は様々です。ITエンジニアの代表的な職種として、以下のものが挙げられます。

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • Webエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • AIエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セールスエンジニア

ここではITエンジニアの種類8つと、その仕事内容を紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアはシステムの設計から保守まで、システム開発の一連の流れに携わるエンジニアです。システムエンジニアは頭文字をとって、SEとも呼ばれます。

システム開発には「要件定義→システム設計→システム開発→テスト→保守」という流れがあります。

要件定義段階では、システムエンジニアはクライアントと打ち合わせをして、相手の要望を聞き出しシステムに落とし込みます。

システム開発段階では、システムエンジニアには全体を管理する役割が与えられます。基本的にシステム開発はプログラマーが、テストはテスターが行います。プログラマーやテスターに指示を与えることが、システムエンジニアの仕事です。

参画人数が少ない開発では、システムエンジニアがプログラマーやテスターの役割を担うこともあります。

システムエンジニアはシステム開発の場面ごとに、求められる役割が異なります。そのためクライアントの要望を聞き取る能力やプログラミング能力のほか、システム参画者とのコミュニケーション能力など、幅広いスキルが必要とされるのです。

プログラマー

プログラマーはプログラミング言語を駆使し、コンピューターに命令を与えるエンジニアです。プログラムをコーディングすることから、コーダーとも呼ばれます。

プログラマーはシステムエンジニアが設計した仕様書を基にして、プログラミングします。その仕様書に不備があった場合は、システムエンジニアに指摘して直してもらうことも仕事です。

プログラマーは、システム開発の内容に応じてプログラミング言語を使い分ける必要があります。代表的なプログラミング言語に、PHPやJavaなどが挙げられます。自分の得意言語を極めプロフェッショナルと認められると、プロジェクトに呼ばれやすくなります。

Webエンジニア

Webエンジニアとは、Web系の開発に特化したエンジニアを指します。WebアプリケーションやWebサイトなどの設計や開発、保守を行うことが仕事です。

WebエンジニアにはWebに関する、あらゆる知識が求められます。またエンドユーザーに向けた開発が多いエンジニアのため、UIやUXに関する知識も必要です。他にもHTMLやCSS、PHPやJavaScriptといったプログラミングも行うスキルが求められます。

Webエンジニアは、比較的フリーランスとして活躍しやすいといわれています。Web系の開発であればオンライン上でこなせることが多く、一人でプロジェクトを完結させることも可能だからです。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、インフラ系のエンジニアの中でもネットワークに特化したエンジニアです。ネットワークの設計や構築、保守まで行うため、専門性が高い職業です。

ネットワークエンジニアにはファイアウォールやメールといったソフトウェアの知識のみならず、ルーターやスイッチなどハードウェアの知識も求められます。そして現地で構築する作業も多いため、基本的に会社に在籍するか発注元に出向する必要があります。

ネットワークエンジニアになるには、ネットワークスペシャリストなどの資格を持っておくと有利です。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーの設計や開発などを行うエンジニアです。OSやセキュリティなど、サーバーに関する深い知識が必要とされます。同じインフラ系エンジニアであるネットワークエンジニアと混同されることが多いですが、サーバーとネットワークで領域は異なります。

サーバーエンジニアの仕事は構築作業と保守作業に分けられます。構築作業では設置場所の電力やサーバーの必要台数などを考慮しながら、Webサーバーやメールサーバーなどを設計・構築していきます。

保守作業ではサーバーの監視やウイルス対策、バックアップを取ることが仕事です。サーバーに障害が起こると、システムは全て止まってしまいます。サーバーエンジニアは障害発生時に、昼夜を問わずサーバーを復旧しなければなりません。システムの根底を左右する、大きな責任感のある職種がサーバーエンジニアです。

AIエンジニア

AIエンジニアとは、AIを駆使してビジネス上の問題を解決するエンジニアを指します。

AIとは、人間のような振る舞いを人工的に再現するテクノロジーです。注目度の高いテクノロジーであり、Webサービスのみならず医療現場や物流など、様々な現場で活用されています。

AIエンジニアの仕事は、大きく分けてプログラム分野とアナリティクス分野の2つに分類されます。

プログラム分野では、AIを活用したプログラムの設計・開発を行います。AIを活用したテクノロジーは注目度が高いため、AIの開発ができるエンジニアは重宝されます。

アナリティクス分野ではAIを駆使して、蓄積されたデータの解析・活用を行います。インターネットが普及した今、ビッグデータの解析・活用は各企業の大きな課題です。そのためアナリティクス分野のAIエンジニアの需要も、また高いです。

AI分野についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください!

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースに特化したエンジニアです。

データベースとは、大量のデータを格納するものです。企業情報や顧客情報といったデータ管理のため、データベースは必要不可欠です。データベースエンジニアは、これらのデータが格納されるデータベースの設計や運用、管理を行います。

データベースエンジニアになるためには、SQLやDBMSに関する知識が必要不可欠です。これらの知識がある証明として、オラクル社のORACLE MASTERやマイクロソフト認定資格のMCPを取得しておくと、データベースエンジニアとして活躍しやすくなります。

セールスエンジニア

セールスエンジニアとは、ITに関する知識を活かして営業をするエンジニアです。一般的なITエンジニアは、コンピューターや基盤に向き合って開発や保守をすることが多いです。一方セールスエンジニアは、クライアントや取引先といった、お客様と向き合う場面が多くあります。

セールスエンジニアは、セールスのための営業力とIT技術の知識を持つエンジニア力、どちらの能力も持っておく必要があります。自分がセールスするシステムや製品に関する知識はもちろんのこと、営業先に価値を分かりやすく説明する能力も求められるのです。

また、システム導入時のサポートやクライアントにシステム入れ替えを提案するコンサル的役割など、セールスエンジニアの仕事は多岐に渡ります。

ITエンジニアに求められるスキル

ノートにメモする男性の手

様々な種類のITエンジニアがいますが、どの職種においても求められる根底のスキルは同じです。

  • ITに関するスキルや知識
  • 新しい技術に対する好奇心
  • マネジメント能力
  • コミュニケーション能力
  • 論理的思考能力

ここでは、ITエンジニアに求められるスキルを5つ紹介します。

ITに関するスキルや知識

プログラミングのみならず、IT全般に関するスキルや知識がITエンジニアには必要です。

ITエンジニアはITを駆使して仕事をします。そのため、どの職種のITエンジニアであっても、ITの基本的な部分は抑えておく必要があります。

ITの基礎知識を勉強する場合、ITパスポート試験や基本情報技術者試験の資格取得がおすすめです。この2つの資格を勉強することで、ITに関する基礎的な部分が網羅できます。

またパソコンに関する知識も必要です。プログラミングをしないITエンジニアであっても、簡単なパソコン操作は行う必要があります。メールを送信したりブラウザを立ち上げたり、基礎的な部分は問題なく行えるようにしておきましょう。

エンジニアになるなら取得すべき資格についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください!

新しい技術に対する好奇心

新しい技術に対する好奇心も、ITエンジニアに求められるスキルです。

デジタル化が進む現代、IT技術は日々進化を続けています。より便利になるように常に新しい技術が登場するため、ITエンジニアは常にアンテナを張る必要があるのです。

新しい技術を好奇心を持って取り入れることで、新しいシステムのアイディアが生まれます。そして時代に合った、求められるITエンジニアになれます。

逆に言うと、新しい技術を取り入れられず時代に取り残されてしまっては、ITエンジニアとして活躍し続けることは難しいです。長く活躍し続けるためにも、新しい技術に対する好奇心は必要なスキルなのです。

マネジメント能力

ITエンジニアにとって、マネジメント能力も必要なスキルです。

システム開発は、通常何人かでチームを組み進めます。チームメンバーは数名から多ければ数百人まで様々です。その際にマネジメント能力がなければ、チームがバラバラになってしまいシステム開発もうまくいきません。

そのため、特に要件定義などの上流工程に携わるシステムエンジニアにとっては、マネジメント能力が必須です。また長くITエンジニアを続けていると、上流工程に携わっていなくても、他のエンジニアをとりまとめる役割になることも多いです。

コミュニケーション能力

パソコン相手に仕事をするITエンジニアであっても、コミュニケーション能力が必要です。

システムを作る上で、システム参画メンバーやクライアントといった様々な人と関わる場面がでてきます。これらの人々と円滑にコミュニケーションを図ることで、より良いシステム開発が可能となるのです。

相手がどのようなことを求めているのか理解する、自分の意見を間違いなく伝えるなど、仕事を円滑に進めるためにもコミュニケーション能力は磨いておく必要があります。

論理的思考能力

ITエンジニアには、論理的思考能力が求められます

ITエンジニアは、基本的に機械を相手に仕事をします。人間であれば省略したり曖昧に伝えたりしても、相手が汲み取ってくれてある程度伝わるものです。
しかし機械相手には曖昧さは通用しません。論理的に順序立てて、システムを構築する必要があります。

論理的思考能力はエンジニア職以外でも、多くのビジネスシーンで役立ちます。論理的に話すことでプレゼンテーションがうまくいったり、自分の意見が通りやすくなったりと、メリットは多いです。

そのため論理的思考能力は、ITエンジニアに限らず多くのビジネスマンに求められる能力といえます。

未経験からITエンジニアになるには?

疑問視する男性

未経験からITエンジニアになることは可能です。具体的な方法は3つあります。

  • 独学でITの勉強をする
  • スクールに通う
  • 未経験で会社に就職する

それぞれの方法について、詳しく解説します。

独学でITの勉強をする

独学でITの勉強をする方法として、以下のものが挙げられます。

  • 参考書
  • YouTubeなどの動画
  • 学習サイト
  • 資格試験の勉強をする

ITエンジニアの需要が高まっていることもあり、独学でITの勉強をする環境は非常に整っています。そのため、未経験であっても独学でITエンジニアになることは十分可能です。

独学で勉強するメリットは、費用が少なくてすむこと、自分のペースで学習が進められることです。

YouTubeなどの無料動画サイトを利用すれば、費用を一切かけずにITの勉強をすることができます。さらに独学であれば誰にも強制されることなく、自分のペースで勉強を進められます。

しかしながら独学では、正しい知識が身に付けられるとは限らないこと、そして疑問点が解決できずに挫折してしまう可能性が考えられます。

独学の場合、自力で優良なコンテンツを見つけ出す必要があります。間違った知識や必要のない知識を学習すれば、その分時間を無駄にしてしまうためです。
さらに独学の場合、疑問点が生まれても解決するのが難しいです。未経験者にとって疑問を解決するのは難しく、そのまま挫折してしまう方も多くいます。

そのため独学でITの勉強をするには、明確な目標設定とモチベーションを保ち続ける必要があります。

こちらの記事では、プログラミングの独学にお勧めの参考書を紹介しています。まずは、参考書で学習したいという方におすすめです。

また、こちらの記事では、プログラミング学習ができるサイトを紹介しています!すぐにプログラミングを始めたい!という方におすすめです。

スクールに通う

プログラミングスクールやエンジニアスクールなど、IT系のスクールは数多くあります。それらのスクールに通うことで、ITエンジニアを目指すことも可能です。

スクールに通うメリットは、カリキュラムに沿って効率的に勉強できること、講師に質問できること、サポートが受けられることです。

各スクールは基礎から実践に活かせるスキルまで、独自のカリキュラムを用意しています。カリキュラムは効率的に様々な知識が網羅できるように考えられているため、必要な知識を短い期間で吸収できます。また講師に質問ができるため、疑問点をその場で解消できます。

しかし、スクールに通うためには受講費とまとまった時間が必要です。

受講費は決して安いわけではなく、数十万程かかる場合が多いです。さらに受講期間は決まっているため、まとまった時間をスクールに割く必要があるのです。

こういったことから、スクールはお金をかけてでも効率的に勉強したいという方におすすめです。

初心者におすすめのプログラミングスクールはこちらの記事でまとめています!ぜひ参考にしてみてください。

未経験で会社に就職する

「未経験OK」の会社に就職することで、ITエンジニアになることもできます。

デジタル化が進む中でITエンジニアの需要は高く、人手が足りていなくて困っている企業も多いです。そのため、未経験で人材を採用しそこからITエンジニアとして育てる企業も、数多くあります。

未経験で就職するメリットは、会社がITエンジニアとして育ててくれるところ、実践を通してITエンジニアとしてのスキルや知識が身に付くところです。

しかし未経験で会社に就職するためには、ITスキル以外に自分の長所をアピールする必要があります。自分が入社することでどんな会社にどんなメリットがあるのか、アピールポイントがある場合は未経験で会社に就職することがおすすめです。

まとめ

ITエンジニアとは、情報技術であるITに特化した技術者を指します。基本的にはインターネットやコンピューターを駆使して、仕事をこなします。

システムエンジニアやプログラマーなど、ITエンジニアには様々な種類があります。同じITエンジニアでありながらも、仕事内容はそれぞれで異なるのです。

ITエンジニアになるために専門学校や大学に通う必要はありません。プログラミングスクールに通ったり、参考書を使用したりすることで、未経験からでもITエンジニアになることは可能です。

デジタル化が進みITエンジニアの需要が高まる今、ITエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

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